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ALX473 インプレしてみました

2017年6月20日

四万円台で買えるホイールと言えばアルテグラホイール。

今でもそう思っています。

と言え、ライバルがいないわけではありません。

値段は高いがよく比較され乗り味が良いカンパニョーロのゾンダ。軽くはないですが回転性能が素晴らしいDTswissのスプライン。

でもやっぱり四万円台では、やっぱりアルテグラ。値段の割に軽く、よく回り、乗り味もしなやか。

そんなアルテグラの地位を揺るがすかもしれないない凄いヤツ、入荷しました。

それがこれ、

アレックスリムの「ALX473」です。

リム高30mmでエアロ効果も期待できそうです。

重量はカタログ重量は1400g。軽すぎないか!? アルテグラより200g以上軽いんだけど!?

リム幅は22mmとトレンドをおさえてやや太め。

これでお値段税抜き46,000円。税込みでも49,680円とぎりぎりとは言え五万円を切ってます。

お求めやすいこの価格、完成車を買ったけどまだホイールを変えていない方にお勧めしたいですね。

さて、このお値打ち軽量ホイールの実力や如何に。

確かめるには乗ってみるのが一番です。

というわけで当店の試乗車で乗り比べてみます。

試乗車は少々古いキャノンデールのスーパー6。カーボンとしては柔らかいですがその分乗りやすく、扱いやすい一台です。

とりあえず倉庫から引っ張り出してきた、某大手メーカーのクロスバイクに付いていたホイールを試乗車に装着しましょう。これで如何にも完成車な乗り味になると思います。

おっと、試乗車に付ける前に重量を測ってみましょう。

フロントホイール863g。

リアホイール1111g。

計1,974g。なかなかの重量です。トレーニングに打ってつけ。

っていうかこの写真だとgiantのホイールってわかる人にはわかっちゃいますね。

ちゃうねん、別に重いホイールやでーってディスったろうとか思ってないねん。むしろ七万円台のクロスバイクにこれつけてんのは凄いことやねんで。

計量が終わったところで、試乗車にいそいそと取り付けましょう。

後輪にスプロケットを取り付けていた時のことです。

首筋のうぶ毛が逆立つ感覚、背中を走る悪寒。

振り返ると、何をしているんだお前と言いたげな目をしたマネージャー、きたものさんがに立っていました。どうやら勝手に入荷して、インプレしようとしているのがばれたようです。

でも口八丁で丸め込み、インプレに巻き込むことに成功しました。

走るのは、お店から久居駅前を通ってぐるっと町内を一周するコースです。

まずは重いホイールを試してみます。

重いわー。

この一言で片が付きそうです。

漕ぎだしはもっさりした印象。重量が重量ですからしかたありません。

でも重い分回ったら巡行性はすごいんじゃろ!?

そんな期待をした時期が僕にもありました。

重いわー。

漕いでもなかなかスピードが上がりません。時速30km出すのに結構な力を使う感じ。それを維持するのも体力を消耗します。

俺、今日調子悪いんかな? 早退しよかな。

そんな考えが思い浮かぶ程度には重かったです。

店に帰ってきたときは5kmも走っていないのに汗が噴き出していました。早退しようかな。

この苦しみを誰かにも味わってほしいのでマネージャーにも乗ってもらいます。

続けてALX473に乗ってみましょう。

フロントホイール643g。

リアホイール836g。

計1479g。

あれぇー、カタログより重くなーい?

とは言えこの価格帯のホイールとしては十分すぎるくらいに軽いです。

この重量、俺のユーラスに匹敵するっ!

でも軽いだけなんじゃろ?

巡行性とかないんじゃろ?

化けの皮剝いでくれるわ。

乗ってみる。

軽いわー。

この一言で片が付きそうですねー。

というか比べる対象が重すぎた感があります。

ペダルを踏み込んだ時のレスポンスもいいです。剛性の高さが故でしょうか。

時速30kmまではフラットペダルでも楽に出せます。そのままの速度で巡行するのも楽ちんです。

ダンシングしてみると40kmまで出ました。きちんとジャージとビンディングを装備すればもっと走るのは間違いありません。

あれ、俺体調普通なの?

途中コンビニでモンスターエナジーを買う予定は無かったことになりました。

試乗を終えた感想は、感動したっ。

事前に乗ったホイールが重かったとはいえ感激です。この感動は独り占めしたいですね。

という僕の願望をよそにマネージャーが試乗に行っちゃいました。空気の読めない男です。

ALX473の印象は「派手」です。

派手な軽さと価格。とにかくこの二つが目を引きます。

実際に乗ってみるとそれだけではない実力がありました。

漕ぎだしは重たくはないものの、1400g台の他のホイール、例えばカンパニョーロのユーラスのように軽やかではありませんでした。リム高が30mmあるのに軽いのはハブやスポークが軽いからなのかもしれません。

上記の通り30km台なら巡行維持も楽です。剛性がかっちりした印象なので更に加速していくことも出来るでしょう。

剛性の高さゆえか、アルテグラより乗り味は固そうですが、乗り味のいい25cのタイヤをはかせればロングライドにも問題なく対応できそうです。

漕ぎだし云々言いましたが重量が軽いことには間違いなく、ヒルクライムではアルテグラに比べ強力なアドバンテージを持っていると言えるでしょう。

おおう、総評が何にでも使えるオールラウンダーホイールになっちゃったぞ。

アルテグラに強力なライバル出現ですね。

しかし、値段の割に軽くて、漕ぎだしはいうほど軽くないけどスピードに乗るといい感じで、剛性高めのコスパに優れたホイールって他になんかあった気が……。

あ、ジェットフライだ。ジェットフライにも凶悪なライバル出現ですね。

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